3/9発売『資格がなくてもインバウンドのツアーガイドになれる本』

業界初!Airbnb体験ホストや様々なガイドマッチングサービスを解説する本
資格がなくてもインバウンドのツアーガイドになれる本

<定価>1500円(税別)<判型・ページ>四六版・本文2色 176ページ<ISBN>978-4798057446
<著者>斉藤 常治<発行>秀和システム<発売日>2019年3月9日
■本にも書いた「The Shinkansen Watching Guided Tour」の日本語版に土日、祝日に日本人からの申し込みが相次いでいます。急遽、今回の出版セミナー(4/4東京、4/9福岡、4/11大阪、4/12仙台、4/13岩手、4/18札幌)ではインバウンドだけでなく、(英語ではない)日本人向けのガイド希望者への情報もお伝えします。ご参加お待ちしております。(セミナーは終了しました。)


資格がなくてもインバウンドのツアーガイドになれる本

はじめに
「15, 840円」。
2018年8月8日、Airbnb(エアビーアンドビー)から、私の銀行口座にはじめて振り込まれた報酬です。

Airbnbは民泊で有名な会社ですが、この報酬は部屋を貸したものではありません。
私が企画し、ガイドをした、インバウンド(訪日外国人)向けの体験ツアー『JRパスで行く「SL」と「国立公園の水の旅」』の報酬です。
Airbnbの「ガイドマッチングサービス」というシステムを通じて仲介された、初めての体験ツアーには、
中国系の4人が参加しました。
私はTOEIC280点の片言英語で、体験ツアーのガイドをし続けました(相手の方が、少し日本語がわかったので助かりました)。
この報酬「15,840円」が高いのか安いのかわかりませんが、後日、私と同じ鉄道ファン(オタク)の何人かに、こんなことを言われました。
「今まで、趣味でお金を浪費するだけだった鉄道の知識を使って、稼いだことに価値がある」と(私は40年以上の時間と、1,000万円以上をこの趣味に費やしてきました)。

2018年1月4日、通訳案内士法が改正されたことで、誰でも資格の有無に関わらず、インバウンドに有償でガイドができるようになりました。
近年、インバウンドの興味が「モノ」消費から、体験などの「コト」消費に変化している流れを受け、大手企業が続々と、日本人ガイドとインバウンドを結びつけるサービス、すなわち前述の「ガイドマッチングサービス」を始めています。
例えば日本のAirbnb には、「お茶」「着物」「習字」「料理」「写真」「武道」「居酒屋ツアー」「オタクツアー」「穴場ツアー」等など従来の観光とは異なるユニークな体験ツアーが並んでいます。
このようなサービスを提供している会社は、日本だけでも大小合わせると数十社はあると思われます。
世界では、200億円を超える資金調達する会社も現れ、M&A合戦も繰り広げられています。

民泊に加えて、2016 年から始まったAirbnbの「体験ツアー」は、2017 年に全世界60都市で5,000を提供しており、最も予約の多いガイドは、なんと年間20万ドル(約2134万円)以上の収益をあげているのだとか!
日本にも、Airbnbで数百人のインバウンドからほぼ満点の5つ星をもらいつづけている素晴らしいガイドがたくさんいます。
私自身は、2018年の初夏から半年で、ガイドマッチングサービス5社の審査を受け、体験ツアーを掲載し実施していますが、お迎えしたインバウンドの人数は、実質数十人といったところです。また、そもそも評価をつけてもらえないこともあります。
企画自体には自信があるのですが、英語力が弱いため、インバウンドとの相性によっては、とても厳しい評価を受けることもあります。そのような未熟なガイドがなぜ、この本を書くのか?それは、拡大途上の体験ガイドおよびガイドマッチングサービスにおいては、具体的で体系立った情報がまだ非常に少なく、私の経験や、取得した知識をお伝えすることで、生きた情報として皆さんのお役に立てるのではないかと考えたからです。

私はながらくIT業界におり、IT関連書籍の執筆なども行なってきました。2014年、旅行好きが高じて「国内旅行業務取扱管理者」「旅程管理主任者」などを取得し「H.I.S.インバウンドツアー」の添乗員も経験しています。この本では、旅行業の資格や知識、実践でわかったガイドマッチングサービスのすべてを、IT業界での経験もふまえつつ、紹介していきたいと思っています。

なお、文中の英文は正しい表現ではない可能性があります。私がGoogle 翻訳を使い、実践で使ったものですが、雰囲気をお伝えするため、そのまま表記しています。
ビッグイベントが続く日本の観光業界で、日本の文化や習慣をインバウンドに紹介しながらコミュニケーションしたい方や、私にとっての鉄道のように、自分の経験と知識を活かして報酬を得たい方の水先案内になればとてもうれしいです。

平成31年(2019年)1月
学びing株式会社 代表取締役
RailfanGuide代表 斉藤 常治


【目次詳細】

chapter1 「体験ツアー」と「ガイドマッチングサービス」について知ろう

1-1 旅行会社の企画でないツアーが急増中!
これまでにない、新しいタイプのツアーが増えている
「アクティビティ」とはどんなツアー?
1-2 「パッケージツアー」と「着地型ツアー」の違いとは?
環境変化に対応できなくなってきた日本の旅行会社
体験ツアーと着地型ツアーの違いは、理念やエンターテインメント性
1-3 外国人向けツアーガイドには資格者と無資格者がいる?
通訳案内士(通訳ガイド)とは
本物の通訳案内士はすごい!
1-4 インバウンドの興味は「モノ」消費から体験などの「コト」消費に変化
旅行消費額全体に波及効果をもたらす体験型コンテンツ
1-5 体験ガイドを始めるための窓口「ガイドマッチングサービス」とは
ガイドマッチングサービスは世界的なブーム
コラム 体験ツアーガイドの休憩室1

chapter2 主要なガイドマッチングサービスを比較する

2-1 ガイドマッチングサービス比較のポイント①:個人登録について
個人登録OKの会社とNGの会社がある
なぜ、個人の登録に慎重な会社があるのか?
2-2 ガイドマッチングサービス比較のポイント②:入力画面の違い
日本語版の入力画面が用意されているところもある
2-3 ガイドマッチングサービス比較のポイント③:運営方針・サポート
体験ツアーの公開スピードや運営方針が各社でかなり違う
2-4 Airbnb「体験ホスト」
掲載の条件は厳しいが、サポートが丁寧なAirbnb
2-5 楽天グループ「Voyagin(ボヤジン)」
検索に強いのが強み、サポートが今後の課題のVoyagin
2-6 「VELTRA(ベルトラ)」
アクティビティ市場の開発と発展に注力してきた老舗
2-7 H.I.S.グループ「アクティビティジャパン」
グループの総合力を活かしたテクノロジーに強い会社
2-8 「TripAdvisor Experience(トリップアドバイザー・エクスペリエンス)」
「トリップアドバイザー」ブランドを冠した体験ツアーサイト
2-9 拡大するアクティビティ関連ビジネス
「タビナカ」関連ビジネスが花開く
コラム 体験ツアーガイドの休憩室2

chapter3 Airbnbで体験ツアー登録をしてみよう

3-1 体験ツアーの登録では、どんな内容を入力するの?
体験ツアーの入力方法はフリマアプリのように簡単
どの会社でも共通の大項目
3-2 どんな基準で体験ツアーの審査をしているの?
Airbnbだけは内容自体に大きく踏み込んで審査がある
Airbnbほどの基準を満たさなくとも体験ツアーは作れる
3-3 Airbnb「体験ホスト」にチャレンジしてみよう
たくさんのメリットがある「体験ホスト」
3-4 Airbnbの体験ツアーを登録しよう
アカウントを作成してツアーを登録する
登録が完了したら

chapter4 インバウンドに求められる「体験」とは??アクティビティ関連ビジネスの現在?

4-1 今後の旅行業界拡大を引っ張るアクティビティ(体験ツアー)
飛行機や宿泊施設の予約よりもアクティビティが優先!
似たような名称が増殖中
4-2 ガイドマッチングサービスと地方創生の融合
地方でのアクティビティビジネスのシェアー争い
4-3 AI(人工知能)時代の体験ツアー企画やガイド
AIは人を楽しませられるのか?
4-4 アクティビティ(体験ツアー)成功のポイントは「人」
成功するかどうかは、企画がすべて
コラム 体験ツアーガイドの休憩室3

chapter5 実際に体験ツアーをやってみる?企画や実施のポイント&注意点?

5-1 通る企画とNGの企画:審査を受けた9つの体験ツアー
この章でお伝えすること
登録は英語で行う
7つが審査OK、2つがNG
「新規性のあるテーマ」に情熱を込めると、審査は通る
作りすぎも禁物?
審査が通った後でも、掲載のコントロールは可能
5-2 テーマについて:パッケージツアーもどきからスタート
私の場合は鉄道がテーマ
5-3 体験ツアーの原価と、料金設定について
初めての企画と実施を経験して見直しに着手
5-4 旅行会社のパッケージツアーとの差別化を考える
パッケージツアーにない切り口を求めて
インバウンドは日本のファストフードが好き?
5-5 体験ツアーに最適な時間は約2?3時間
体験の目的は詰め込みすぎるとよくないのか?
インバウンドにはやはりメジャーな話題で
ツアー前半のまとめ
5-6 体験ツアーの予約が入ったら
予約が入ったらどうする?
参加者とのやりとり
5-7 ツアー当日に向けて、資料などを準備する
紙の配布資料を作る
さらに動画も準備
一番大事な「台本」を用意する
そして当日に臨む
5-8 体験ツアーを実施した後は
待っているのは報酬と評価
まとめ:厳しくも楽しい、体験ツアーガイド
索引

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